It から始まる文の作り方がわからない!どういう時に使うのかを解説

itから始まる文 どのように

It で始める文の作り方と It で始めなければならない理由

It から始まる文のルールってなに? なぜItから始めなければならないの?

It から始まる文の作り方が、俺にはわかりませんでした。

ただ、It から始まる文を聞き取るのは、そんなにむずかしくないというか違和感なく意味が聞きとれるのですが、じゃあ、It から始まる文を作ってみろといわれると、急にわからなくなります。

そこで今回は、どういうときに、Itから文をはじめるのかを調べてみました。

 


叔母さん、どういうときに It をつかって文を始めるの
叔母さん

叔母さん
えっ、だって今「調べてみました。」って上に書いてあったくせに、私に尋ねるわけ?それじゃあ、ちっとも自分で調べてないじゃない。全くカッコだけつけてんだから。まっいいわ。It から始まる文についてね。それもよく聞かれる質問ね。でもそれは中学校の教科書に必ず記載されてるはずよ。ケイスケ、自分で調べて答えを私に教えてちょうだい。  

 やっぱ、叔母さんはてごわいな。んじゃまっ、今回は自分で調べるでやんす。 

代名詞の It には、

1 前に出てきた”特定のもの”をさす。

例)

What do you think about my bag? わたしのバッグ、どう思いますか?

It’s nice. (それは/そのバッグは)すてきですね。

It looks good on you.(それは/そのバッグは)お似合いですよ。

叔母さん

叔母さん
そうね。上記のIt は、ふたつとも、そのバッグ、the bag を指しているわよね。要は、it って、『the + 名詞』 ってことよね。ここが重要なポイントよ!

 

2 天気、時間、距離、状態を表すときに It から始める。

例)

It’s thursday.

It rained this morning. 今朝は雨が降りました。

What time is it? It’s four sharp. 今、何時ですか? 4時半です。

It‘s about 1 Km from my house to the station. 自宅から駅まで5キロです。

It‘s getting cold. 寒くなってきています。

叔母さん

叔母さん
It は the + 名詞 って言ったよね。では、上の5つの例文で、上から、太字のIt は、それぞれ、The + day、 The + weather、 The + time、 The + distance、  The + temperature、のことです。それらが It に代わっているってことです。そして、これらの事柄(天気、時間、距離)は、主語でわざわざ天気は、なんて言わなくてもわかるから省いちゃって、It でオーケー。あと、これは私の単なる主観なんだけど、天気や時間や距離って、もう人間じゃコントロールできないような範疇のものでしょ。だから、ちょっと抽象的に聞こえる It を使うのかなあとも思います。

 

3  文頭にきて、後にくる to 不定詞の内容を先取りする。訳すときは、It の部分は訳さず、to の後からが主語となる。

例)

It is not easy to get up early morning.

朝早く起きることは、簡単です。

It was very difficult for me to answer the question.

その質問に答えることは、私にとって、とてもむずかしいです。

It is fun to cook.

料理をするのは、楽しい。

内容の上では、to の後部分 が主語ですが、 It が主語であることから、この it を形式主語といいます。

そして、○○にとって、と言いたいときは for me (私にとって)for him(彼にとって)など、 toの前に入れます。


思うに、It は、形だけの主語ってか、とりあえずの主語ってかんじだね、叔母さん
叔母さん

叔母さん
まさにそのとおりよ!

叔母さん、It についての説明は以上です。 
叔母さん

叔母さん
そうね。なんかテキストから丸写しのような説明文だから、つい首を突っ込んじゃったけど、まあ今回はこんなところかな。

 

→ 相手の話に応えるとき This is great  それとも It’s great ?

→ 誰も教えなかった be動詞と一般動詞の使い分けのヒント

 

***おまけです。***

3分間英会話レッスンです。

Keisuk: Hi Suzy. Would you like to go to a Japanese restaurant this evening?

スージー、今日の夕方、日本レストランに行きたい?

pick up :むかえに行く、ピックアップする

 

Suzzy: Wow, it sounds good to me!

うわー、いいわね。

sounds good:よさそうに聞こえる→いいわね

 

Keisuke: Ok, I know one restaurant that is very famous for Shabu shabu. Would you like to try it?

ぼくしゃぶしゃぶで有名なレストランを知ってるんだ。行ってみる?(しゃぶしゃぶを試してみる?)

is famous for〜:〜として有名だ

 

Suzzy: Sure, why not? Please pick me up at 7 o’clock,ok?

もちろん。7時に迎えにきて。

why not:もちろんOKよ(どうしてだめなの→だめなわけないわ→もちろんOKよ)

 

Keisuke: Ok, see you later.

了解!じゃまたあとでね。

 

Suzzy: This looks good but I don’t know how to eat it.

おいしそうだけど、食べ方がわからないわ。

look:〜のように

how to〜:どのように〜する

 

Keisuke: You pick up the meat with your chopsticks.

肉をお箸でつまむんだ。

chopsticks:お箸

 

Suzzy: Hmm. Like this?

ん、こんなかんじ?

 

Keisuke: Yes, very good! Then put it into the boiling pot, like this. After it’s cooked you take it out.

そうそう、上手だよ。そしたら、沸騰している鍋にいれてっと、こんな感じにね。で、お肉が料理されたらとりあげるんだ。

boiling :沸騰している、沸き立っている

take out:取り出す

 

Suzzy: Oh, it’s hot!

うわあ、熱いわ。

 

Keisuke: Don’t worry,  now you dip it into the sauce then eat it. How was it?

気にしなくていいよ。このタレにそれを(そのお肉を)つけて、そして食べるんだよ。どう?

dip:つける

 

Suzzy: Yes. It’s delicious. I love it! Thank you, Keisuke.

おいしいわ。ものすごく気に入ったわ。ケイスケ、ありがとう!

ヘアサロンにいらっしゃった外国人のお客様に、和食の話題が出て「しゃぶしゃぶ」を説明したいなと思ったときにでも、上記の会話内容を応用してお使いください。また、私生活のデートでのお食事でも、もちろん使えますよ〜!

 

* この英文はカナディアンナチュラルスピーカーによってチェック済みです。

さいごまで読んでくださいまして、どうもありがとうございました。

オススメ教材3選とビギナーのための学習法

英語が話せるようになりたい! いつか海外で働いてみたい!

でも、なにからどのように始めたらいいかわからない。
初心者の私に合う教材ってどれ?
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記事:「英会話ビギナーレベルの方ならこの3教材がベスト!」

記事:「英会話を一から始める学習方法ならこの2ステップ!」

カナダで日本語インストラクター、シンガポールで英会話教師の経験者が
「短時間+低コストの学習方法と教材」を記事にしてまとめました。

ぜひご一読ください。英会話学習の参考になれば幸いです。

 

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