こんにちは。
ケイスケの叔母です。
海外ドラマ(米ドラマ)を見ながら英語のリスニングを鍛えるって、楽しみながら勉強できるので、まさにおすすめしたい学習方法の一つだと思います。
でも最初のうちは、英語の早さについていけなくて、一体何をしゃべっているのかもわからないし、どんな内容なのかもわからない。。。
そういうときには、内容がわからなくても、スクリーンの画像を追ってるだけでもなんとか見続けることができるドラマを選ぶといいですよ。
どんなジャンルのドラマがお気に入りですか?
私は、サイコスリラーものか刑事ものですね。
そこで、今日はサイコホラーのアメリカドラマをひとつご紹介したいと思います。
じゃーん !
(Yahoo Japan の画像より引用)
ビジュアル的にこよなく芸術的で美しく、しかしながら内容がとってもこわ〜いアメリカTVドラマというと、やっぱり「Hannibal (ハンニバル) 」かなって思います。
「 Hannibal (ハンニバル) 」は、現在のところ、シーズン1から3まで放送されており、各シーズンともに13話で構成されています。
ちなみに私は全て見ました。ダビングしておいて、週末に一人で一気に見ました。迫力ありあまって「恐い感」ありありでした。
では、このドラマ「ハンニバル」についてザックリ紹介しますね。
ウイキペディアによると、トーマス・ハリスの「レッド・ドラゴン」という本が原作だそうです。
そういえば、映画で「レッド・ドラゴン」ってありましたよね。なんかヒッチコックの映画「サイコ」とアンソニー・ポプキンス出演の「羊達の沈黙」を合わせたような映画だったと思います。あの映画もけっこう衝撃的で私は好きです。まあ、このTVドラマは、ちょっとアングルがちがうものの、やはりそれにまつわるストーリーです。
主人公は、犯罪プロファイラーのウィル・グレアムという男性です。ドラマ内では細身のストイックなイメージをかもし出しています。
このウィル・グレアムは、犯罪者の動悸や、とくに犯罪者が犯罪を犯したその瞬間の感情や興奮を共感できるというか再現できる特殊能力を持ち合わせています。
そして、ウィルの精神科医が、ハンニバル・レクターです。
ほら、出ましたよね。
聞き慣れた名前。
そうです。
あの有名な映画「羊達の沈黙」の「レクター博士」です。
このテレビドラマは、実は、あのレクター博士の映画に出てくる以前の人生を描いたストーリーです。
映画の「羊達の沈黙」では、アンソニーポプキンスがレクター博士を見事に演じていましたが、このドラマでは、マッツ・ミケルセン(Mads mikkeisen)という男優さんが演じています。
ウイキペディアによると、マッツ・ミケルセンはデンマークのコペンハーゲンの出身だそうです。
この男優さん、けっこういろんな映画に出ています。たいていは映画で見かける男優さんなので、「へえ〜この人テレビにも出るんだ。」と私的には驚きました。
ドラマの中でのレクター博士は、精神科医で、かつ連続狩奇殺人犯です。
あともうひとつの特色として、レクター博士はお料理がプロ並みに上手です。
彼の大邸宅には医学書がたくさん並んでおり、大きな暖炉があります。彼は、クラシックを楽しみ、時にはピアノをひき、暖炉の前でワインやブランデーを飲みながら読書を楽しんだりするのですが、やはり彼の究極の趣味は、クッキングです。
(Yahoo Japan の画像より引用)
なんでかっていうと、ここからが本当にキモさが増すのですが、彼は殺害した人間の臓器をきちんと管理しており、それらを使って、逸品もののお料理をつくりだすのです。
異常です。
しかも、この博士は、そんな料理を最高級のワインと一緒に招待客に差し出して。。。
そして、招待客は「美味しい、美味しい。」って。
あ〜もうキモさは到達どころか突き抜けちゃって、エグ過ぎます。もちろん招待客は材料が殺害された人間の身体の一部なんてことは知りません。。。
(まじで、本当にエグ過ぎるシーンがいくつかあります。レクター博士がある男性を生きたまま開頭して、その脳の一部をソテーにして本人に食べさせようとするシーンや、飛行機の中で、博士がお手製のお弁当を開いて、子供に。。。あ〜もうこれ以上は書けません。。。)
ただ、彼の50才前後のそのしぶすぎる容姿、インテリな態度、品のある物腰、そして料理をする繊細な手さばきにノースアメリカの女性視聴者達はメロメロになったようです。
米雑誌には「Madsの演じるレクターはセクシーだわ〜ん。」とうっとりとする女性が多かったことが記載されていました。
確かに、キモいけど、そこはかとなく美しいです。
「 怪演 」です。
犯罪プロファイラーのウィル・グレアムが住んでいる家もけっこう絵になります。海辺の近くの人里離れた小さな家。冬の強風が彼の孤独さや苦悩を象徴してるような。。。彼は犬を何匹も飼っています。
お料理の話にもどりますが、シーズン2の題名は、全13話ありますが、それぞれのタイトルに、日本料理に関する単語が使われています。
たとえば、第一話は「Takiawase 炊合せ」、 第4話は「Su-zakana 酢肴」、第7話は「 Yakimono 焼物」、 第10話は「Naka-choko 中猪口」といったぐあいです。(ウィキペディアより引用)
お料理のシーンもさることながら、レクター博士の知的で冷酷、しかしながら高貴な風貌や会話に、不思議な魅力を感じてしまいますよ。
博士は、犯罪プロファイラーのウィル・グレアムを応援しているようでもあり、混乱させているようでもあります。
シーズン3の最終話の最後のクライマックスを見れば、博士のウィル・グレアムに対する気持ちを理解できると思います。
ただひとつ、今でもよくわからない部分があります。
ウィル・グレアムは、ドラマの中で、頻繁に真っ黒な大きな鹿の角を、夢の中や幻想として見ます。あれは一体何を表現しているのでしょうか? レクター博士をシンボル化したものなのでしょうか?それとも彼自身の中にある残忍性のようなものを表しているのでしょうか?
もしおわかりになればぜひ教えてほしいです。
と、ここまで書いて、「ハンニバル」を見てみたいという気持ちになりましたでしょうか?
もしそうなら、ザックリではありますが、大まかな内容が把握できたと思いますので、聞き取れない箇所があったとしても、少しは想像で見続けることができるのではないでしょうか?
見たいなあと思うドラマがあれば、ウイキペディア等を利用して、あるていどのあらすじを把握してから、そのドラマを見るというのもおすすめです。
英語でドラマを見るというのは、たしかに簡単ではないと思います。
だからこそ好きなジャンルのドラマを選んで、あとは聞き取れなくても、とにかく続けること。
「 持続は力 なり」です!!!
英語が話せるようになりたい! いつか海外で働いてみたい!
でも、なにからどのように始めたらいいかわからない。
初心者の私に合う教材ってどれ?
飽きっぽい私に合う学習方法は?
カナダで日本語インストラクター、シンガポールで英会話教師の経験者が
「短時間+低コストの学習方法と教材」を記事にしてまとめました。
ぜひご一読ください。英会話学習の参考になれば幸いです。