俺の英語が通じない理由は日本語直訳英語だったからだあ(その1)

日本語直訳フレーズではイケてません!通じないまんま英語を集めてみました!

英語で話すことになれてないときは素早く英文をつくるのってマジ大変な作業です。だからどうしても日本語を直訳した英語で話しがち。でもそれだと英語圏の人たちには通じないことが多いです。そこで日本人が直訳英語をつくりがちなフレーズをいくつかとりあげ、正しいフレーズを紹介します。


この特集は大切だよね。だって「電話番号教えてください。」は「 Please teach me your phone number. 」だと信じて疑ってなかったもの。今思い出しても恥ずかしいよ。  
叔母さん

叔母さん
うふふ。ケイスケだけじゃないわよ。日本語では「教えて」と言うからつい「teach」を使ってしまう人って多いわ。でもその「教えて」は「伝えて」というのが本来の意味だから正しくは「tell」になるの。 だから「 Please tell me your phone number. 」 が正解ね。英語になれてないとつい日本語を直訳して英文を作ってしまいがちよね。じゃあ今日は、一般的に直訳してしまいそうなフレーズをとりあげてみましょう。知ってれば、恥をかかなくてすむし誤解もうまれないしね。 

うん。じゃさっそく始めておくんなせえ。  

 

「どなたですか?」は「Who are you?」はNG

「 Who is this? 」「  Who is it? 」「  May I have your name? 」  もし電話なら、「Who is calling, please? 」とも言えます。

 

「座ってください。」はSit downだと失礼

どうか座ってくださいとか、座ってくださいと言いたいのなら「Please have a set.」「 Have a seat.」です。 「Sit down.」は、例えば、何度も座れと言っても言うことのきかない子供に、座りなさいときつく言うような状況のときに使います。

 

「友達と遊んだ」は「play」 を使ったらNG

「play」は小さい子供が遊ぶという意味。友達とぶらぶらしたときなら、「hang out」(ハングアウトと発音)を使ってください「hang out」は、友人となんとなく一日を過ごしたというような状況のときにぴったりです。I hung out with my friends last Sunday.(先週の日曜日は友達と遊びに行きました。) hung は hang の過去形でハングと発音します。

 

「楽しかった」は「I enjoyed」はちょっとNG

これはかなり多くの人がつい言ってしまうNGフレーズ。もし、「 I enjoyed. 」と言いたいのなら、「 I enjoyed the party. 」 というように、enjoy の後に、何を楽しんだかを言うのが普通です。一般に「楽しかった。」と言いたいのなら、「 I had a good time. 」「 I had fun. 」 と言います。もし「ものすごく楽しかった」と言いたいのなら、「I had a great time.」がいいですよ。 ちなみに、度合いとしては、good <  nice<  excellent = wonderful の順です。

 

「It’s OK.」を「とてもいいね」とか「すばらしい」などと解釈しちゃったならNG!

状況にもよりますが、往々にして、「OK」だけなら「いいですよ」とか「了解ですよ」という意味です。でも「It’s OK.」は「それでなんとかだいじょうぶですよ。」というような意味合いになります。したがって、OK だからすこぶるいいという意味ではありません。そういうときには、ナチュラルスピーカー達は、通常「Great.」と言うでしょうね。(このあたりのニュアンスってむずかしいですよね?「OK」とだけなら、親指と人差し指で丸をつくったあのOKサインを思い出してください。あれって「了解!」っていうときにおもわずしてしまうジェスチュアですよね。一方、「It’s Ok.」は少し頭を傾けながら、まっいいか。てな表情をしているところを想像してください。)

 

時間をたずねるときに「What time is it now?」だとちょっぴり不自然に聞こえるかも?

ナチュラルスピーカー達は、時間をたずねるときに「What time is it now?」よりは「Do you have the time?」というフレーズをよく使います。でも、もう今の時代はほとんどの人が、携帯電話で時間を確かめらることができますので、このフレーズって、町中ではすでに聞かれないフレーズになってきつつあるかもしれませんね。

 

「私って酔いやすいの。」は「I’m easy to drink.」だと文法上NG!

「I’m easy to drink.」だと意味不明です。正解は「I get drunk easily.」です。もし、「この飲み物(例えばこのカクテル)は飲みやすいね。」と言いたいのなら「This cocktail is easy to drink.」となります。ちなみに「I’m easy.」 というと「私は気さく(な性格)です。」という意味です。ですので、「He”s difficult.」というと「彼は気難しい(性格)です。」という意味になります。 お酒に弱い人にはぜひ覚えておいたほうがいいフレーズですね。

 

「Bye-bye」はNGというか、ちょっとカッコ悪い「サヨナラ」

ネイティブは「 See you later.」「 See you.」と言います。 もっとくだけた言い方だと「See-ya.」(シーヤと発音) また「Bye」のように「バーイ」と一言伸ばして言うのもくだけたカジュアルな感じです。もし丁寧に言いたいのなら「 I hope to see you again. 」「 See you again. 」など がいいですよ。

 

「もらった」は「I was given it from him/her」 だとめちゃ日本語直訳

直訳して受け身形で言ってしまう人が多いですが、ネイティブは、「 I got it from him/her. 」「 He/She gave it to me. 」と言います。ちなみに、 get :得る、give:与える という意味です。

 

トイレを貸しての「貸して」に「rent」と使うとNG

借りるだと、例えばレンタカーだとかレンタルっていう単語が浮かんできがちで、だからrent ってつい言ってしまいそうになるんだけど、rentはお金を出して借りる場合に使います。こういうときは、「利用する」という意味だから「use」を使うのがベストです。May I use your bathroom? (お手洗いをお借りしてもいいですか?) と言ってくださいね。

 

「hospital」 と 「clinic」 の違いを知っておかないとNG?

病院には2種類あります。「hospital」 は大きな入院設備の整った病院で、総合医療機関のようなものを指します。一方、「 clinic」 は小さい医療機関、単価病院のようなものを指します。例えば、軽い風邪をひいたのであれば、通常 「clinic」に行きます。そこで、お医者さんが、もっと詳しいことを調べようとか、入院や手術が必要などと言われたら「hospital」に行きます。ですから「I will go to hospital next week.」 と言うと、単に病院に行くというよりは、手術か入院をするのだろうと、聞き手は推測してしまいます。一方、「I will go see a doctor this afternoon.」 と言うと、ああ、この人はちょっと具合がよくなくて近くの病院にいくんだなあと推測します。

 

接客の基本の基本として、「Yeah」は NG 中の NG ですからね!

これはもう当然のことですが、接客業では「Yeah」は NG 中の NG です。きわめて失礼です。「Yeah」は、友人との会話の中で使われるカジュアルな返事です。「 Yes」と必ず答えてくださいね。服装やふるまいと同じように言葉使いも大切ですので、つい「Yeah」と言いそうになったら、一息ついてから「Yes」というようにしてください。(私はこの悪い癖が抜けなくてちょこっと苦労した時代がありました。。。)

 

悪名高い4文字英単語はよほどの状況でないと絶対にNG!

よく映画でも聞くあの4文字単語、「fuck」「shit」 「cunt」「suck」 ですが、これらのことばを人前で言うと、ましてやナチュラルスピーカーでない人たちが使うと、周りから嫌われますよ。特にお年寄りの方の前では、まちがえてもそのようなことばを発しないようにしてください。おもいっきりしかめ面されるのがオチです。なぜなら、この4文字は日本語で言う「○んこ」のような意味です。相手に対して、「○んこ」と言ってるわけですから、自分から嫌われにいってるようなものです。でも、そうはいってもドラマや映画の中でよく聞きますよね。で、個人的な意見としては、仲のいい男同士が飲んで酔っぱらって、周りにも聞こえてないような状況で言うのでしたら、それは自由かも?と思います。

 

エレベーターで知らない人が乗ってきて挨拶しないのはちょっとNG!

エレベーターなどで、人が入ってきたときや、自分がエレベーターに乗ったときに、すでに誰かが乗っていたなら、挨拶したほうがいいです。特に欧米ではそうしたほうがいいです。日本人は恥ずかしがりやですから、これって勇気がいりますよね。でも少しずつ頑張って挨拶してください。(私の個人的な経験から言いますと、これをやりはじめてから私の人生は変わりました。外国人の友人が一気に増えた!当時はまだ若かったため、男性から声をかけてくれる回数が増えた!などなど。。。お試しあれ!)

 

初対面で握手するときにしっかりと手を握らないのはちょっとNG!

初対面での挨拶として、日本人はお辞儀をしますが、西洋挨拶となるとやはり握手です。この握手も、日本人は力なく相手の手を握るようなところがありますが、これでは第一印象がとても悪くなります。しっかり握って、きちんと振ってください。ビジネスでは、この握手が商談の決め手となったりするくらい重要視されるので、そのことからでも想像できるように、握手は軽んじてはいけませんよ〜!

 


ありがと、叔母さん。やっぱり俺、まんま英語のNGフレーズを今でもたくさん使っちゃってるし、NG動作もしてるなあ。まずいな。。。 
叔母さん

叔母さん
最初はみんなそうよ。それじゃあ少し休んでから、日本人がよく口にしてしまう日本語直訳英語フレーズをもう少し紹介するわね。 

こちらが第2弾になります。↓↓↓

日本語直訳の英語だと通じない!(その2)

 

 

オススメ教材3選とビギナーのための学習法

英語が話せるようになりたい! いつか海外で働いてみたい!

でも、なにからどのように始めたらいいかわからない。
初心者の私に合う教材ってどれ?
飽きっぽい私に合う学習方法は?

記事:「英会話ビギナーレベルの方ならこの3教材がベスト!」

記事:「英会話を一から始める学習方法ならこの2ステップ!」

カナダで日本語インストラクター、シンガポールで英会話教師の経験者が
「短時間+低コストの学習方法と教材」を記事にしてまとめました。

ぜひご一読ください。英会話学習の参考になれば幸いです。

 

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