英文法本を何冊購入しても最後まで続けることができない理由
ただですら難しそうな気がする英文法の参考書。参考書の選び方の時点で失敗している人が多いです。どのような点に気をつけて本を選べばいいのか、また初心者レベルにあわせたオススメの英文法本を紹介します!
ケイスケです。
いかがお過ごしですか?
今日は、英語が話せるようになるための「英文法学習のための参考書選び」についてのお話です。
参考書や問題集の選び方、そしてこんなアホな俺がやり遂げた参考書について、また実際に試した勉強法等についても少し触れたいと思います。
まずは、ちょっと想像してみてください。
数ヶ月前の俺です。
「あ〜やっぱ、英語勉強せんといかんばいね。しゃべれたほうがいいに決まっとうけん。いつまで逃げとっても始まらんし、買い物がてらに本屋でも寄って参考書でも買いに行こうかねえ。」
駅前の本屋に寄ったものの、最寄りのモールの大きい本屋のほうがいいかなあと。。。
自転車をこいで大型モールまで。
エレベーターを上がって到着!
英語関係の参考書の棚はどこ?
見つけました。
もちろんそこには英語関連の参考書があります。
ずらあああああああああ〜〜〜〜〜〜と
並んでいます。
とりあえずそこから一冊取りだします。
そのとき、
本を戻しているのは、もしかしたらケイスケではないかもしれません。それは、ケイスケを含む多くの人。。。
そう、「あなた」も、かもしれません。
まずは、その本を棚に戻してください。
そして、深呼吸をしてください。
なぜなら、再び叔母さんの砲撃が始まるからです。
申し訳ありません。ついつい前置きが長くなりすぎました。
ここからが本題です。
今までに英文法参考書を買ったことがありますか?
きちんと続きましたか?(もし続いたのならこの記事を読もうとはしないのでは???)
もしかしたらまちがった参考書選びをしたのではありませんか?
では、仕事を持っている人たちのための英会話学習において、いったいどのような参考書がオススメじゃなくて、どのような参考書がオススメなのか?
以下、箇条書きにまとめてみたいと思います。
まずは、オススメでない参考書についてです。
1 分厚い参考書
2 文がぎっしりと並んでおり、詳しい説明や文法用語が多く記載されているもの
3 説明文の字が小さい
次は、オススメの本です。基本的に上記の反対となります。よって、
1 なるべく薄い参考書
2 文は少なめで、図解やイラストで説明があるもの
3 説明文の字が大きい
上記の理由としては、
分厚いと続かないです!!!
また、仕事を持っている場合、どこでもいつでも読めるような、持ち歩きできる軽いのもののほうが便利です。
字ばかり並んでいると、読む前にへこみます。図解やイラストで説明されているものは、わかりやすいですし、映像として頭のどこかに残ります。字の説明文だと、それを読んだあとで、自分なりに図なりイラストっぽいものをイメージして理解し覚えようとしますので、この作業を省くことができます。
時間があるときに勉強するとなると、通勤の乗り物の中や、またはトイレ(意外にありがち)だったりするかもしれないので、多少暗くても読みやすい大きい字がオススメです。
以上は、ザックリとした説明でしたので、もっと具体的に掘り下げたいと思います。
まずは「中学レベルの文法本」と「中学レベルの単語本」のみを購入してください。本当に、これ以上これ以下のものは必要ありません。文法本は図解があるとまじでわかりやすいです。頭の悪い俺でもすうっと頭に入ってきます。
ちなみに、俺が実際に使用した参考問題集をご披露したいと思います。
じゃ〜ん! これです。

旺文社から出版されています。
見てのとおり「小学生のための」とあります。
本の厚さは約1センチです。子供向けですから、分厚いと勉強するのが飽きてしまうんでしょうね。
他にも、たくさん大人向きの中学レベルの英文法本がでているのですが、俺の叔母は上記のもの(5級用)と4級用と3級用の3冊の本を俺にすすめました。そしてそれをすすめる時にこう言いました。
たしか、こんな内容だったと思います。
で、俺の根性を見せてやるぜって思ってやりとげました。「根性」なんか、必要なかったです。ものすごくわかりやすい本でした。(ってか、子供用だからあたりまえですが。。。)
後日、叔母が言っていましたが、小学生用のテキストというのは、必要なことだけを、だれにでもわかりやすく、簡単に説明しているから最適なのだと言っていました。会話に必要な文法は英検3級までと英検協会からも公表されていて、その知識を小学生でも習得できるという事実を知るということだけでも「文法はむずかしんだ。」というバリアを完全に取り除きます。
一週間で5級、4級、3級、英検本の全三冊を終了しました。多分、普通の人だったら、週末やデイオフの二日間あればできるかと思います。
でも、その三冊の中でも、アホな俺には難しい文法もあって、そういう箇所は、携帯で写真を撮って、通勤や昼休みにその写真を見てくりかえし復習しました。
ちなみに、この本、写真も撮りやすいです。なんてったって各文法を説明しているページは、基本的に半ページだからです。

見えづらくて申し訳ありませんが、ピンクでかこっている部分が文法説明です。各文法については、どれもこの半ページでおさまるように、また子供が理解できる簡単な内容で説明されています。
さらにこの本のおすすめなところは、リスニングもできるし、英語のEメールなんかにもふれてるし、ザックリと基礎をマスターできます。多分、普通の人ならウォームアップみたいな感じでしょうが、これをウォームアップと言うか、基礎として肝に銘じてしっかりと頭に入れていくという2つのとらえ方の違いは、あとで大きく響いてくると思います。
最後にこの本を読破できる理由として、叔母が指摘したように、なにしろこれができないようでは小学生の学習よりも劣ると思うからあとにひけません。さすがの怠け者の自分でも、これを途中で投げ出してはまずいという気持ちがこの三冊の購入時に芽生えました。
そして、もう一冊。
自分なりに理解しづらかったり、理解できてももっと練習が必要だなあと思ったものに関しては、この本を使用しています。なぜ、使用しますと現在形を使ったと言うと、今でもわからないところが出てきたら使っているからです。特に日本人が難しいと嘆く「現在完了形」のところは、この本で、すっきり&はっきりです!
こちらです。

学研から出版されています。
こちらは中学生用ですから少し厚めです。といっても(本の)厚さは2センチ以下です。

さらにおすすめなのは、図解が説明のメインになっているところです。字を長々と読むと眠ってしまうクセのある俺にはピッタリでした!
しかも、この本のすばらしいところは、動画レッスンがインターネットで見れるからです。サイトアドレスはこちらです。↓
こちらが「中学生語をもう一度ひとつひとうわかりやすく。」の動画です。
あっあと、アホな俺は代名詞がなかなかおぼえられませんでした。I, my, me, you, your, you, she, her, her ・・・というあの表です。 アイ、マイ、ミー、ユー、ユア、ユー、シー、ハー、ハーと昔習った記憶はあるのですが、やっぱりわかってませんでした。それで、俺がまだ小学生の頃、祖父がトイレのドアに祖父お手製の九九の表を張って、毎朝学校に行く前と寝る前にそれを大きな声で復唱してでないとトイレから出てはいけなかったことを思い出しました。で、代名詞表を作って、トイレのドアに張っておぼえました。もちろん、参考書の代名詞表を携帯写真で見るって方法もありかもしれませんが、トイレに張った表って、なんかレトロチックな学習法で逆に新鮮で、祖父との思い出もよみがえったりで、俺なりには効果的でした。
いかがでしょうか?
多分、俺ほど低レベルから始めた人間も珍しいかもしれませんが、もし参考になれば嬉しいです。
あっそれから、これはほんの付け加えですが、もちろん動画での英文法学習もいいと思います。ですが、個人的にはおすすめしません。ハードコピーのほうが、もう一度あそこの部分を見てみたいなと思ったときに、そのページを見つけやすいと思います。まっこれはあくまでも個人的な意見ですが。。。
以上です。 またおすすめのテキストブックを見つけたら紹介しますね!
最後まで読んでくださいまして、どうもありがとうございました。
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