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意味が似ている単語の使い分けがイマイチあやふや。失礼なくお客様に通じているのか不安!
美容師や美容系、またはファッション関連等の接客業務が仕事の一部になっている人にとっては、単語の正しい使い方を把握していないとお客様が誤解してしまうかもしれません。「fit」と「suit」ってどう違うの?今日は、意味の似たような英単語をいくつかピックアップして正しい使い方を紹介しますね!
借りる: borrow rent owe
そうね。この3単語はまぎらわしいわよね。
では説明しますね。
borrow: (おもに持ち運び可能な物を)借りる
rent: (お金を出して)借りる
owe: (人にお金や代金を)借りている
例文:
Can I borrow your pen? ペンをお借りできますか?(ペンや携帯などを借りるときはborrowを使います。)
How about renting a car instead of going by train? 電車で行く代わりに車を借りるっていうのはどうかな?(ちなみに家賃は「rent」と言います。家賃を払うは「pay the rent」です。)
How much do I owe you? いくら君に借りがあるんだっけ?(金銭上の借りがあるときは「owe」を使います。I owe him 2000 yen. 借金と言いたいときは「debt」です。I have a large amount of credit card debt.)
書く: write draw paint spell
では説明しますね。
write: 文字を書く
draw: ペンなどで絵、地図を描く
paint: 絵の具で描く
spell: (語を)綴る
例文:
I have to write a report tomorrow morning. 明朝にレポートを書かないといけない。
Would you draw a map of the way to the bus stop? バス停までの地図を描いてもらえますか?
My hobby is painting. 私の趣味は絵を描くことです。
Could you spell your name, please? お名前の綴りを教えていただけますか?
期待する: expect look forward to
look forward to の後は名詞がくるの。要するに「look forward to + 名詞」となるのよね。でも to の後に動詞をつけたい。そんなときには動詞に ing をくっつけてあげると「動名詞」と言って「名詞」と見なされるのよ。
では説明しますね。
expect: 根拠があって良いことも悪いことも期待する
look forward to: 良いことを楽しみに期待する
例文:
Don’t expect too much before you see me. I’m not that pretty. 私に会う前にそんなに期待しないでね。私ってそんなにきれいじゃないから。
I look forward to seeing you tomorrow. 明日お会いできますことを心待ちにしております。
※ I’m looking forward to seeing you tomorrow.という文もよく見かけると思います。「I look forward to」の方がフォーマルな表現です。
合う: fit suit
それでは説明しますね。
fit: 服や靴のサイズが形や体に合う
suit: 色、柄が人に似合う
例文:
This cap fits me well, but I don’t think it suits me. この帽子は僕にぴったりサイズだ。でも似合ってはいないな。
This hair colour suits you. このヘアカラーはあなたにお似合いですよ。
Short hair fits your face shape. ショートヘアはあなたの顔の輪郭に合っていますよ。
ただし、「ショートヘアがあなたにお似合いですよ。」と言いたのなら「Short hair suits you,」のほうが適しています。顔の輪郭等の形に合うと言いたいのなら「fit」が適しています。でも単純にそのデザインがあなたに似合うと言いたいのでしたら「suit」が適しています。もし混同するようでしたら「suit」のみを使っても大丈夫です。なぜなら「suit」は「合う、似合う、適合する」という意味だからです。
また衣類をコーディネートするときには「色、柄が他の部の色、柄に合う」と言いたいときには「match」か「go with」を使います。たとえば、
I don’t think your shoes go with your jacket. あなたの靴はジャケットと合うね。
Your bag matches your shoes very well. あなたのバッグは靴と合ってるね。
チャレンジする: challenge try
たとえば、ロングヘアのお客様がショートヘアにしようかなあと迷っていたとするでしょ?そんなときに「ショートにチャレンジしてみたら?きっと似合いますよ。」と言いたいなら
「Why don’t you try short hair? It will suit you. 」となります。「challenge」ではなくて「try」を使います。
では説明しますね。
challenge: 人や試合に戦いを挑む
try: 挑戦する 試す
例文:
He challenged the champion. 彼はチャンピオンに挑んだ。
Have you tried natto? 納豆にチャレンジしたことある?/納豆を試したことある?
当惑する: confuse upset
では説明しますね。
confuse: 混乱させて、考えることを不可能にさせる
upset: 狼狽させる 心を乱す
例文:
The movie was long and the content was complicated. The movie confused me. I was very confused (by the movie). その映画は長くて内容が複雑だった。その映画は私を混乱させた。その映画に混乱してしまった。
That news upset her very much. She was very upset by the news. ニュースは彼女を狼狽させた。そのニュースに彼女は狼狽した。
※ 「confuse」は頭の中がこんがらがっているような状況のときに使います。「upset」は動揺しておもわずうろたえている状況のときに使います。日本語で「焦った!」って言いますよね。ああいう状況のときに「upset」は使えますよ。
学ぶ: learn study
では説明しますね。
learn: 知識や技術を習得する
study: 学問、学科として勉強、研究する
例文:
I’m learning English conversation at 〇〇school. 私は〇〇スクールで英会話を習っています。
My mother studied English literature at University. 私の母は大学で英文学を研究していました。
飲む: drink eat take
では説明しますね。
drink: 飲み物を飲む
eat: スープを飲む
take: 薬を飲む
例文
I usually drink a cup of coffee in my breakfast. 私はいつも朝食にコーヒーを飲みます。
I usually eat a small bowl of soup when I feel sick. 私は病気っぽいときはほんの少しスープを飲みます。
You should take some aspirin after the meal. 食事のあとにアスピリンを飲んだほうがいいよ。
まとめとして
意味が似ていてまぎらわしく、どのように使い分けするのかイマイチよくわからない単語をいくつか選んで説明しました。
どれも日常や接客での雑談等によくでてくる単語です。
少しはスッキリされましたでしょうか?
さいごまで読んでくださいまして、どうもありがとうございました!
英語が話せるようになりたい! いつか海外で働いてみたい!
でも、なにからどのように始めたらいいかわからない。
初心者の私に合う教材ってどれ?
飽きっぽい私に合う学習方法は?
カナダで日本語インストラクター、シンガポールで英会話教師の経験者が
「短時間+低コストの学習方法と教材」を記事にしてまとめました。
ぜひご一読ください。英会話学習の参考になれば幸いです。