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シンガポールの暑い夜はビールを口実に恋愛にもつれ込むことができるかも!
シンガポールのビール事情と地ビールについての情報記事です。しかもワンポイント恋愛インストラクション付きで紹介。これなら英語ができなくても異国シンガポールの夜でロマンチックに酔える!ビール好きな人、下心ありの人、まじめに恋愛してる人、海外・アジア大好き観光者もぜひ参考にしてください。
赤道直下のエキゾチックな常夏の国と言えば、シンガポール!
汗のしずくが彼女・彼氏の首筋にひとすじしたたり落ちて・・・
あ〜もう我慢できない!
こんなときはやっぱり ビール でしょ!!!
ですが、シンガポールのビール事情をきちんとおさえておかないと、喉も心も潤うことなんてできません。
シンガポールではビールはいつでもどこでも買えるわけではない!
シンガポールのビール事情は規制が厳しく、日本のようにスーパーやコンビニでビールを買うことができません。
ここをおさえておかないと、せっかく好きな彼女・彼氏ができてロマンチックな熱い夜を過ごそうと思ったら、まじ「単なるちょー暑い夜だった。。。」ってことになりかねません。
しかもシンガポールでは酒類を販売するのにライセンスを取得しないといけませんので、全ての飲食店にビールがおいてあるわけではありません。
ましてや宗教上の関係もあり、ハラルマークのついているレストランにはビールはありません。(※ ハラルフードでは、イスラム教の戒律により豚肉とアルコール類の飲食は禁止されています。)
「常夏のシンガポールなのにビールが簡単に手に入らないなんて。。。」と嘆きたくなるところですが、以上のような問題など吹き飛ぶほど美味しいビールを飲めるのも実は「グルメ・(飲)食の国シンガポール」です!
シンガポールのビールといえばタイガービール!!!
シンガポールを代表するビールといえばタイガービールです。
この王道中の王道と言えるほどのタイガービールの歴史を簡単に説明しますと、タイガービールを生産している会社はアジアパシフィックブリューワリー(APB)です。このAPBは実はオランダのハイネケン会社とシンガポールの Fraser and Neave という会社が合併してできた会社で、1932年よりタイガービールを製造しています。
ちなみに現在、ハイネケンビールもこのAPB社で製造されています。
ところで、タイガービールの名前はどうしてついたんだろうと気になりませんか?サッポロやキリン、サントリーのように会社名ではないことは上記の説明でわかった。。。
実はタイガービールの由来は、合併会社設立の際にラッフルズホテルに虎が迷い込んで来たのを見て名づけられたそうです。
ほんの少し、タイガービールの由来をビールを飲みながら話してみては?ちょっとした下準備で好感度アップをねらえるかも、デス。
シンガポールでは、このタイガービールを飲むだけでなく、タイガービールを製造している工場見学ツアーに参加することもできます。しかもなんと見学終了後には45分間ビール飲み放題というサービスがあります。お洒落なパブスタイル空間の中で、ビールを思い存分味わってください。
しかもうれしいことに、飲めるのはタイガービールだけではありません。APB社が製造している8種類のビール(タイガー、タイガーラドラー、ハイネケン、ギネス、バロン、ABC、アンカー、アーキペラゴ)を飲み比べることもできます。
見学の最後にはツアーアンバサダーがおいしいビールの注ぎ方のコツを教えてくれます。大好きなビール好きの彼のためにおいしいビールの注ぎ方を習いたいという健気な女子心をついてくるツアーでもあります。ってか、自分で孤独に耐えながら/孤独を楽しみながら飲むにしても注ぎ方は知っておいた方がいいですし・・・
セントーサ島やオーチャードショッピングもいいですが、少し角度を変えてシンガポールを楽しんでみるにはおすすめの観光場所です。男性グループやビール好きな彼女とならイチオシの観光場所ですよ。
ちなみにタイガービールってどんな味かというと、クセがなくすっきりと飲みやすいです。
タイガービール以外のシンガポールの人気地ビール銘柄5選!
タイガービールの他にシンガポールで人気のあるローカルビールを4つほど紹介しますね!
アンカービール(Anchor)
赤ラベルに青文字でAnchorと書かれており、その下にはSmooth pilsenerと記されています。
安価ビールで下町の屋台街で哀愁あるおじさんが飲んでいるビールってイメージがぴったりのビールです。
味はというと、飲み始めはアルコール度が4.5パーセントということもあり薄味で苦味も少ないです。
が、ゆだんをしたその瞬間に炭酸と苦味がドバッと戻ってきて。。。(オゥっと!)
ぜひ経験してみて下さい!!!
エービーシー(ABC)
シンガポールを代表する黒ビールです!
アルコール度は8パーセント。強めのビールが好きな方または黒ビールラバーにはイチオシです。
スモーキーで重厚度バツグン、高品質ビールです。価格的にちょっと高めですが、そんなにガブガブ飲めないので、結果的にはちょうどいい価格になります。
ラッフルズ (Raffles)
名前からしておもいきりシンガポールを代表していることもあって高価ビールという印象を持つかもしれませんが、意外と安価です。アルコール度は4.5パーセントで飲みやすいです。
個人的にはアンカービールとほとんど同じという印象を受けました。
バロンズ(Baron’s)
プレミアムビールです。高価で重厚感ありあり、しかも麦芽たっぷりです。アルコール度が10パーセント以上で、ビールを超えた高品質のお酒といった感じです。深緑色のラベルも上品さをかもしだしています。
アジア常夏国でよく見かける風景ですが、アルコール度の低い薄味のビールに氷を入れて飲んでいる人って多いです。ですが、このバロンズは逆の意味でオンザロックにして飲む人もいるようです。アルコール度の高いプレミアムな香りを楽しみながらゆっくり飲むんでしょうね。おしゃれセレブな気分になれるビールです。
ぜひぜひお試しください!!!
ラドラー(Radler)
詳しくは「タイガーラドラー」と言います。タイガービールにレモンジュースが少し入っていて、フルーティーで爽やかな味です。お酒に弱い人でもこれなら楽しめますよ!
お酒はそんなに強くないけど、ビールを飲んでるという雰囲気を楽しみたいならこのビールはイチオシです!!!
シンガポールの人気地ビール醸造所(Microbreweries)5選!
おしゃれで地元の人たちだけでなく観光客や駐在員の人たちが集まる人気マイクロブリュワリー を紹介しますね。恋愛スポットとしても利用されていますよ!
Brewerkz Microbrewery and Restaurant
クラーク・キーにある大きなレストランです。今でこそシンガポールにはおしゃれなブリュワリーがたくさんできましたが、私がシンガポールに引っ越してきた2005年あたりはもうこのレストランはいつも欧米人客でいっぱいでした。
レストランの中で冷房が効いている空間で飲むのもいいですが、川沿いのテラスでビールを飲むと、一口ごとに心地よい涼しさを感じますよ。
12TAPのビールが楽しめます。ぜひ試してみてください。
場所的に観光客や駐在員が楽しく飲んでいます。新しい出会いを期待したいのであればここはオススメです!
RedDot BrewHouse
デンプシー・ヒルにある自然に囲まれた広々としたブリュワリーレストランです。夕方になるとバーベキューの匂いがどこからか漂ってきて、ビールとお食事がどんどん進んでいきます。シンガポーリアンの人たちも多いですが欧米人の家族連れに人気があります。
ボート・キーにもこのブリュワリーはあります。デンプシーとは違ってビジネスマンの人たちでにぎわっています。ここも上記で説明したBrewerkz のように川沿いにあり、レストランというよりはどちらかというとビアバーといった雰囲気です。
LeVeL 33
ここはおしゃれ通のおしゃれなパブです。なんといっても高層ビルの最上階にビール醸造所があるなんてそれだけ聞いても行く価値あり、しかも場所がシンガポールを代表するマリーナベイ地域です。詳しくはマリーナベイ・ファイナンシャル・センターの最上階33階にあります。景色はもちろんファイブスター級の絶景もんです!!!
デートだけでなくビジネスマンもたくさんいますよ。食事とビールのペアリングをメニューに紹介してくれていて、至れり尽くせりです。
一番人気のビール「ブロンド・ラガー」をぜひ試してみてください。
ここはまちがいなくイチオシのデートスポットです。予約を忘れないように!!!
Queen and Mangosteen
ハーバーフロント駅直結のビボシティというモール内の一階にあるブリティッシュ・パブです。テラス席からはセントーサ島が一望でき、週末はほぼ満席状態という超人気パブです。
ショッピング好きの彼女ならまちがいなく楽しめる場所です。お買い物を楽しんで、セントーサ島を見ながらビールを飲んで。。。しかも食事も充実しています。ショッピングもお食事もビールもデートも観光も全て楽しみたいという女心の本音をまるごと満たしてくれます!
シンガポールのビールフェスティバルもお見逃しなく!
シンガポールではビールフェスティバル「Beerfest Asia」が毎年催されています。ちなみに2019年は6月の後半時期でした。ビールズ好きの方は前もって調べておいて、この時期に合わせて来星するとシンガポールを2倍楽しめますよ!
ローカルビールだけでなく、他国のそれも数え切れないほどのたくさんの種類のビールが飲めます。またビールだけでなく、ウイスキーやジンやラムなどのお酒も味わえます。
フィンガースナックも充実していますし、生バンド演奏もあります。
ぜひぜひお見逃しくなく!!!
さいごに:シンガポールでビールを飲むということは・・・
個人的な感想ですが、シンガポールに住んでいるとビールについてふと感じることがあります。
アジアならビールはやっぱり日本でしょ!とずっと思っていましたが、それはやはり日本のビールが本当に美味しいからだと思います。
シンガポールなどの一年中暑い国にいると、ビールのおいしさにたどり着く前にすでにビールの魅力に取りつかれてしまってるような・・・なぜなら常夏の国は事前にビールを味わう雰囲気を100パーセントつくりあげているから・・・
卑怯なくらいにビールを飲む準備が整った環境です。
そんなムード全開の中で、ぜひあなたの好きなシンガポール地ビールをさがしだしてください。
恋愛成就できてもできなくても、楽しくてもつらくても、きっとあなたの喉ごしを癒してくれますよ!!!
今日もさいごまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございました!!!
英語が話せるようになりたい! いつか海外で働いてみたい!
でも、なにからどのように始めたらいいかわからない。
初心者の私に合う教材ってどれ?
飽きっぽい私に合う学習方法は?
カナダで日本語インストラクター、シンガポールで英会話教師の経験者が
「短時間+低コストの学習方法と教材」を記事にしてまとめました。
ぜひご一読ください。英会話学習の参考になれば幸いです。