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「新型コロナに感染しているかもしれないのにクリニックに行っても英語がわからない」の不安を解消できる!
新型コロナに関連する基礎的な英単語や英文を紹介します。COVID-19緊急時期に海外のクリニックに行くにあたって、事前にドクターからの質問事項を知っておけたら、また自分の言いたいことを英語で言えるように用意できたならという要望にお答えします!
新型コロナ(COVID-19)の感染にどうしても神経をとがらせてしまう毎日ではないでしょうか?
体調が悪くて、コロナに感染していたらどうしよう。。。
でも日本から来たばかりでまだ周囲の人たちと全く親しい関係がつくれていない。あるいはご主人が長期出張に出かけていて周りに頼れる人がいない。。。という方もいらっしゃるかと思います。
または、自分自身ではなくて、お子さまやお年よりを連れてクリニックに行きたくても日本語を英訳してくれる人がそばにいないという状況で途方にくれている方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方のために、
まずはコロナに関連する英単語やクリニックで受付担当者やお医者さんから聞かれるとおもわれる質問を英文にしました。次にクリニックでお医者さんとの会話をシミレーションの形で紹介してみました。
参考になれば幸いです。
① 新型コロナに関連する英単語
クリニックで使われる新型コロナに関する基礎的な英単語です。
Fever:熱
Cough:咳
Sneeze:くしゃみ
Shortness of breath:息切れ
Difficulty breathing:息苦しさ
Symptoms:症状
Infect:感染する
infection:感染
Coronavirus disease:コロナウィルス病 virus( Coronavirus) はウィルスのことです。英語ではウィルスと発音せずに「ヴァイラス」と発音します。
Coronavirus infection:コロナウィルス感染
COVID-19 (COVID は「コービッド」と発音します。「神戸」って言ってるように聞こえるかも?)
※ ちなみになぜ COVID-19 と名づけられたかというと、「CO」は Corona からで、「VI」は Virus からで、「 D」は Disease からだそうです。「19」 は 2019 年に発生したからです。
② クリニックの受付での英語
クリニックの受付にて聞かれることがらの英文と和訳です。おそらくこの順序で聞かれると思います。
– May I help you?/ How can I help you?:どうされましたか?
– Is this your first visit to this hospital?:ここでのご利用は初めてですか?
– Do you have an identification with you?:身分証明書をお持ちですか?
– Could you fill out this questionnaire?:この問診票に記入していただけますか?
※ 英語問診票の内容を英訳
内容はおそらく日本での問診票と同じようなもののはずです。一般的な質問としては以下のようなものです。
– Do you have any chronic illness?:持病はありますか?
– Did you any medical problems in the past?:過去に病気をしたことはありますか?
– Have you ever had surgery before?:今までに手術を受けたことはありますか?
– Are you taking any medicines?:現在服用している薬はありますか?
– Do you have any allergies?:アレルギーはありますか?
– Are you pregnant?:妊娠していますか?
– Please have a seat.:おすわりになって(お待ちください。)
– Please wait until your name/number is called.:あなたのお名前が・番号が呼ばれるまでお待ちください。
③ お医者さんから患者さんへの英語での一般質問と和訳
新型コロナ時にクリニックに行って、お医者さんから尋ねられるであろう一般的な質問を英文にしてみました。和訳も付けました。
– When did your symptoms begin?:いつその症状が始まりましたか?(symptoms: 症状)
– Have you recently traveled overseas?:最近、海外旅行をしましたか?(recently: 最近)
– Who have you been in close contact with?:濃厚接触した人は誰でしょうか?
– How severe are your symptoms?:症状はどのくらい深刻ですか?(severe:深刻)
– Do you have a chronic disease? :持病はありますか?
※ お医者さんから勧められる一般的なコロナ予防対策事項の英文を和訳
日本で掲げられているものとほぼ同様かと思います。
– Wash your hands often with soap and water, or use an alcohol-based hand sanitizer.:石鹸と水で手を頻繁に洗うか、あるいはアルコール消毒液を使ってください。
– Cover your mouth and nose with your elbow or tissue when you cough or sneeze.:咳やくしゃみをする際には口や鼻を肘やティッシュで覆ってください。
– Avoid touching your eyes, nose and mouth if your hands aren’t clean.:手が汚れている場合には目、鼻、口などに触らないようにしてください。
– Avoid close contact with anyone who is sick.:病気の人との濃厚接触はさけてください。
– Avoid sharing dishes, glasses, bedding and other household items if you’re sick.:病気になった際には、食器や寝具や家庭用品を他の人とシェアしないでください。
– Clean and disinfect surfaces you often touch.:よく触れる物の表面の清掃と消毒を行ってください。
– Stay home from work, school and public area if you’re sick.:病気になった際には、仕事や学校または公共施設に出かけず自宅にいるようにしてください。
④ クリニックで診察時の英語会話(例)
一般に以下のような感じで診察が行われます。
(あなたのお名前か番号が呼ばれます。診察室のドアをノックして入ります。患者さん用の椅子に座って・・・)
(ここで、お医者さんが「Let me check your temperature.」(熱を測らせてください。)と熱を測ってくれるかもしれませんし、受付の際にナースの方が測ってくれるかもしれません。)
※ Haw about 〜?: 〜はどうですか?
(この辺りで、日本のような感じで、お医者さんが聴診器や喉を診察したりすると思います。)
※ ago : 〜前 例)One month ago:1ヶ月前, one hour ago:一時間前
(以下はお医者さんがコロナ感染を懸念して・・・)
※ colleagues は カァリーグスと発音しますが、難しければ、people を使って、people in my work でもいいです。 ※ chronic disease:持病 クロニック ディジーズと発音します。 Don’t go to work. Stay home and avoid public areas. Separate yourself from other people in your home.(仕事には行かないでください。自宅に居て公共の場所に行くのを避けてください。自宅でも家族との接触を控えてください。) Take care of yourself.(お大事に。)
もしお医者さんの言ってることがよくわからない場合は「My English is not so good. Would you speak slowly?」と言ってみてください。
もしお医者さんがどこかに連絡しろ、あるいはどこどこへ行けと言っているように聞こえるなら、「I don’t understand. Would you help me? Would you contact them for me?」(わかりません。助けていただけますか?そこに連絡していただけますか?)と言ってみてください。お医者さんは機転をきかして、なんとかあなたを助けようとするはずです。
まとめ
おそらくここまで読んで、「日本と同じだな。」と思うかもしれません。それで正解です。
もしCNNを日本語版で見ることができたなら、きっとガッカリすると思いますよ。注目点については、日本のテレビで言っていることとなんら変わりないです。多少状況的に違っていたり行動や決断スピードが違うということはありますが。。。
この時期にドクターが聞きたいことは、どんな症状がどのくらい続いているのか?持病はあるのか?海外旅行に行ったか?あるいは感染国に関連している人たちとの接触があったか?ここ何週間の行動はどのようなものなのか?等を聞いてくるはずです。
ということは、それらのことがらについてあらかじめ英語でなんとか言えるようにしておけばいいと言うことです。事前にそれらの事項について説明した英文を紙に書いて、お医者さんにそれを見せるというのもグッドアイデアだと思います。(実はお医者さんに見せればいいだけのテンプレートを作成しました。こちらの記事です。ブルー字の記事名をクリックしてください。→「海外でのコロナ時に!病院で見せるだけで英語が通じるテンプレートを紹介!」)
なにを聞かれるのだろうか?英語で聞き取れるだろうか?または英語でちゃんと答えられるだろうか?と心配する前に事前にあるていどのことを用意しておくと気が楽になるかと思います。
今このCOVID-19時期にいちばんたいせつなことはなんといっても「健康維持」です!
よく食べて、適度な運動をして、よく寝る!
海外在住で不安な毎日を送られている方に「コロナなんかにかかってたまるか!英語なんかでヒルんでたまるか!」精神でのりきりましょう!!!
今日もさいごまで読んでくださいまして、
どうもありがとうございました!!!
英語が話せるようになりたい! いつか海外で働いてみたい!
でも、なにからどのように始めたらいいかわからない。
初心者の私に合う教材ってどれ?
飽きっぽい私に合う学習方法は?
カナダで日本語インストラクター、シンガポールで英会話教師の経験者が
「短時間+低コストの学習方法と教材」を記事にしてまとめました。
ぜひご一読ください。英会話学習の参考になれば幸いです。