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アジア国で住むならシンガポール!日本人にとってはとにかく住みやすい国・働きやすい国!
友人家族がシンガポール駐在になったので観光もかねて遊びに行ったらすっかり気にいってしまった。シンガポールに住んでみたい!これってアリアリです。では実際に住んでみるとどんな日々が待っているのでしょうか?
どのような日本人がどのような理由でシンガポールに住んでいるのか?7つのケースを紹介!
2004年の12月からシンガポールに住んでいます。
シンガポールに住んでいる日本人は駐在員の方々だけではありません。また、こちらでビジネスを展開している人や投資家のような裕福な方たちだけでもありません。働き口があるのならシンガポールで働いてみたい、日本で就職するよりどこか海外の現地採用で働いてみたいという人たちもたくさん住んでいます。
ではいったいどのような人たちが実際にシンガポールに住んでいらっしゃるのでしょうか?私が知っているケースを列記してみますね。
日本人と英語圏のご主人とのご夫婦
私の友人に奥さんが日本人でご主人がヨーロッパ人のご夫婦がいます。「日本語ではなく英語圏で暮らしたい。でも奥さんの実家(日本)に近い国がいい。」という理由でシンガポールを選択し、現在もシンガポールに住んでいます。
ご夫婦のどちらかがシンガポーリアンのケース
これはもう説明するまでもなく簡単に想像ができ納得もいきますよね。最近は以前よりもこのケースをよくみるようになりました。若い世代のシンガポーリアンは親日傾向が強いので今後も増えていくでしょう。
日本人ご夫婦で海外に住みたいケース
日本人どうしのご夫婦でシンガポールに住んでいる方たちもたくさんいらっしゃいます。ご主人は現地採用ですので、駐在員の方たちとは違い数年後には日本に帰らないといけないというような条件はありません。あるいは駐在員でシンガポールに来てすっかりシンガポールが気に入ったため、会社をやめて現地採用で再就職をした方もいらっしゃるようです。
海外で働いてみたい独身の方々
このサイトの主人公であるケイスケのような人たちです。日本から出てみたい、日本を外から見てみたい。海外旅行や海外勤務を経験したい。日本人以外の人たちとたくさん出会いたい。自分自身の成長の場を海外に置こうと決めた人たちです。
日本脱出はしたいが諸事情で日本近隣国を望む方々
たとえば昔留学した経験があり海外転職の夢を捨てきれない。しかしながら実家の両親のことも気になるため日本に駆けつけやすい国という条件でシンガポールを選択した方たちもいます。
夫婦ともにシンガポールで働いていないのにシンガポールに住んでいるケース
うちの場合はこのケースです。以前は私の主人はシンガポールの会社で働いていたのですが、現在は日本の会社に勤務しています。主人はカナダ人(寒い国出身)のため常夏国へのあこがれが強いこともあり、私たちは住地にシンガポールを選びました。ちなみに主人はエアライン会社に勤めていますので仕事で頻繁にシンガポールに来ます。勤務契約上、毎月一週間以上のかたまった休みが取れるため基本的にどこの国に住んでもそれほど支障はありませんが、シンガポールのようなハブ国ですとフライト数も多いので通勤が便利です。エアライン会社にお勤めの方でシンガポールを住地に選んでいる人たちはたくさんいます。
子供の教育のためにシンガポールを選ぶご夫婦
これは正直なところ、日本人の方でこのような選択をした方がいらっしゃるのか私にはよくわかりません。ですが、教育目的でのシンガポール移住を話題にした記事を最近よく見かけます。たしかにシンガポールの教育水準は高いです。しかも世界中のエグゼクティブが集まっている国ですので生活環境の水準も高いです。そのような環境をもつ国で子どもをグローバルに育てていきたいと夢見るご夫婦がいても不思議ではないでしょうね。韓国人の方で、子供がスチューデントビザを取得し母親が保護者ビザを取得して、母と子供でシンガポールに住んでいるケースをいくつか知っています。
もっといろんな理由でシンガポールを住地に選んだ方がいらっしゃるかと思いますが、私の周辺の人たちを参考に書かせていただきました。
どうしてシンガポールが気に入って住み続けているの?魅力はズバリなに?10点ほど挙げてみました!
まあなんやかんやでシンガポールを選んだとします。でも嫌だったらシンガポール撤退です。もしくは選択する前に「やっぱり違う国にしようっと。」ということになるでしょう。でもたくさんの日本人たちがシンガポールを選び、長く住み続けています。
なぜでしょうか?
シンガポールの生活費は決して安くはありませんよ!それなのになぜ???
そのあたりを列記してみますね。
多民族国家なので自分の外見やことばを気にする必要がない。気楽。
シンガポールは多民族国家ですので国際色豊かです。これは住むうえで本当に重要なことだと思います。道を歩いていてほとんどの人が自分とはかけ離れた外見やことばを話していたら、なんだか肩身が狭いし自意識過剰になりがちです。ですが、インド系の人、パキスタニアン系の人、中国系の人、マレー系の人、フィリピン人、欧米人等の様々な国の人たちが町を歩いていてしかも母国語を話していたなら、安心感と開放感が得られます。違和感のない生活が望めます。
治安がよい。
犯罪の少ない国ですので、特に女性や子どもにとっては住みやすい国です。とは言っても軽犯罪は起こっていますし油断は禁物だと思います。
災害が極度に少ない。
災害は日本と比べると無いに等しいくらいです。台風もありませんし地震と言えるほどの地震もないです。(過去に何回かありましたが。。。) ただしジカウイルス感染症には気をつけたほうがいいと思います。あともう一点、気をつけなければいけないのがヘイズです。ヘイズとは一種の大気汚染なのですが、隣国インドネシアが人為的に野焼きを行うために発生します。その野焼きの灰が風に乗りシンガポールまで飛んでくると、シンガポール中がまるで霧のように汚染された煙に包まれ、焦げたにおいが充満します。視界が悪くなるだけでなく呼吸器や循環器の悪化にもつながりますので要注意です。
気候がいい。
常夏の国ですので、一年中夏です。四季がないため風情がないといえばそうですが、洋服も簡単なものですみます。カナダに住んでいたことがありますが太陽に照らされてない期間というのは気持ちが滅入ります。また寒いと行動力が減りがちになります。シンガポールは太陽が照りすぎといえばそうですが、気候的なことが原因で気もちがどんよりしたりはしませんよ。
交通機関が充実している。タクシー料金が安い。
小さい国ですのでどこに行くのにもそれほど時間がかかリませんし地下鉄やバス路線も充実しています。現在も地下鉄開通工事が続行されており2030年には東京地下鉄を越える規模になるそうです。タクシー料金も日本と比べると非常に安いです。最近はGrab(グラブ)という配車サービスを使用する人たちが多いです。タクシーよりも少し安めの料金で、アプリを立ち上げると周辺のマップとGPSが出てきます。あらかじめクレジットカード情報を入力しておくと目的地を入力するだけで通常10分以内に車が現れ、目的地に到着してもお金を払わずにさっと出ることができてとても便利です。
日系関連サービスがゆきとどいている
日系のクリニック、スーパー、レストラン、本屋があります。もちろん日本学校もありますし塾もあります。最近では美容関連のビジネスがかなり積極的に進出しているようで日系ヘアサロン、マツエク、ネイルサロン、スパ、エステなどが年々増えつつあります。このようなお店では日本語が話せる店員が常時していることも多いです。(必ずしもではないですが。。。)
就労時間が短い
日本のように残業があまりないです。ただし、日系の会社だとそうはいかないかもしれません。ですが、日系の会社にはシンガポーリアンの方々も働いています。シンガポーリアンというのは非常に家族を大切にしますので、会社としては社員にひんぱんに残業を強いることは難しいのではないかと思います。ですから全体的に残業時間は少ないのではないかと想像します。私はシンガポールでドイツ系の会社と日系会社に勤めたことがあります。日系会社の方は本人が自発的に残業しているのを止めることはなかったですが、ドイツ系の会社の方は社員が残業をするのを極力嫌いました。会社にもよると思いますが、日本と比べると就労時間においては短いのではないかと思います。ただ、現地採用の日本人は日本人駐在員とシンガポーリアンの潤滑油的な役割を期待されるところがあるかもしれません。
子育てがしやすい
シンガポールの人たちはお年寄りや子どもに親切で、積極的に助けようとします。バスや地下鉄や道を横切るときなど、シンガポールの人はすぐに駆け寄ってきて手伝ってくれますよ。親日家のため、特に日本人に対して優しいように思えます。また教育水準も高い国ですので、子どもの教育面においても育てやすい国だと思います。ずいぶん以前ですが、日本人の女性でシングルマザーの方とお話をしたことがあります。シンガポールの方がいい仕事があると言っていましたし、子育ても世間体を気にしなくていいので気が楽だとその方は言っていました。スクールバスも充実していますしメイドさんも雇えますので母親の負担はかなり楽になるはずです。
メイドがいるため家庭での労働負担がない
日本のように家族が「通常の仕事+残業+家の仕事+子供の世話」の全てをこなしているご家族よりはメイドさんを置いているご家庭の方が多いような気がします。多くのメイドさんたちは住みこみで、掃除洗濯・買い物・子供の世話等の仕事をしますので奥さんは仕事に集中ができます。また夫婦間でこれらのことが原因で口論になるようなこともあまりないようです。夫婦共稼ぎができ経済的にもプラス面が大きいです。メイドさんを置くことで肉体的・精神的負担が減ります。
日本の親戚から離れている。近所の目を気にしなくていい。
日本はどうしても世間体や親戚関係、義理の家族との付き合い等、気を使うことが多いので、海外生活だとそのような気づかいから逃れることができます。
しかしながらパーフェクトではない!
以上、シンガポールに住むうえでの良い点をいくつか挙げてみましたが、もちろんシンガポールに住んでいる日本人の方々が気に入らないと思うこともいくつかあるはずです。
簡単にまとめてみますね。
たとえば、まず物価は高いです。家賃も一時と比べて少しは安くなったもののそれでも高いと思います。また現地採用の方々が駐在員の方々のような生活を望もうとすると経済的にきつくなっていくかもしれません。もちろん現地採用でも高サラリーの方たちは多くいらっしゃいます。
シンガポール国民あるいは永住権保持者になった場合、そのお子さんが男の子であるならば徴兵制の義務が発生します。
シンガポール人の国民性がどうしても気に入らないと感じる日本人の方たちもいらっしゃると思います。シンガポールの人たちは非常に競争心が強くしかも見栄をはります。これは「キアス」と呼ばれる国民性なのですが、日本のようなつつましやかな性格美を重んじる国民性とはかけ離れています。よってシンガポールの人たちとの付き合いのは少し難しいかもしれません。( キアスに関する記事はこちらです。)
最後にやはり日本のような風情はないですね。
シンガポールで転職または移住したいけど、まだ迷っている方たちに必要なことはなに?
ゴールデンウイークのような大型連休を利用して時間の許せるかぎり実際に滞在してみるのがベストだと思います。
ですが、実践的なことよりも最終的には「どこまでその夢を捨てきれないか?」だと思います。
「英語が話せないし、海外で生活できるほどのお金がないし、海外生活はやはり不安。」というようなことばをよく聞きますが、ではどれだけ英語が話せれば、どれだけお金があれば、どれだけ安心できれば、自分の中でGOサインがでるのでしょうか?
そんなことより、どれだけその夢を消し去ることができないのかを自分自身に問いかけてみることです。
あきらめきれない夢ならもう先に進むしかありませんし、このサイトのプロフィールを読んでいただけるとわかりますが、私は昔カナダでお金を盗まれたことによって逆にカナダで踏ん張ることができました。人は時としてハンディキャップを持っていた方がガッツが出ます。(こちらが私の経験談の記事です。)
一度しかない人生です。
人生っていっぱいしがらみがありますが、勇気を出してください。
決断力と行動力で前に進めるはずです。
シンガポールであなたを待っている人たちがきっとたくさんいますよ!!!
さいごまで読んでいただきまして、どうもありがとうございました。
英語が話せるようになりたい! いつか海外で働いてみたい!
でも、なにからどのように始めたらいいかわからない。
初心者の私に合う教材ってどれ?
飽きっぽい私に合う学習方法は?
カナダで日本語インストラクター、シンガポールで英会話教師の経験者が
「短時間+低コストの学習方法と教材」を記事にしてまとめました。
ぜひご一読ください。英会話学習の参考になれば幸いです。