コロナ時のシンガポール入国のための準備・移動・ホテル隔離を経験!(その1)

カナダから成田そしてシンガポールでホテル隔離を経験!

2021年の6月にカナダBC州のビクトリアから成田経由でシンガポールに戻ってきた時の体験談(その1)です。シンガポール入国までに経験したことや感じたことをまとめてみました。参考になれば幸いです!

 

シンガポール入国のためにカナダで準備したこととは!

(その1)はカナダでの準備やカナダからシンガポールに行くまでの過程を記事にしました。(その2)は続編でシンガポールに到着してからホテル隔離を経験したところまでを記事にしています。

これまでは家族の事情でシンガポール・日本・カナダを行き来していましたが、ついにカナダの家を整理し、シンガポールに戻ることにしました!

このサイトのいくつかの記事でもお伝えしたとおり、7歳のオス猫を養子にむかえてから立てつづけに苦労が増えていったのですが、今回のシンガポール入国準備に関してもまたまたやっかいなことになりました。

※ ちなみに過去にどんな苦労かを書いた記事です。

うちの猫はアレルギーではなかった!次の対策は? 片耳下が赤くなって動物医に見せたところアレルギーと言われ、薬を与えたものの治らない!で再度連れ...

 

その1 ネコのシンガポール入国をさせるための準備

まずはカナダの家を引き払う際の過程の中でネコが過敏になったのか、はたまた前回の記事でも触れましたがアレルギーが出てきたのか、とにかく愛猫が下腹部を舐め続け、あっという間に毛は抜け、肌は真っ赤でしかも化膿してしまったんです。

大きさでいうと5cm X12cmくらい!!!

こんな状況ではシンガポール空港の動物検疫所(CAPQ:Changi Animal & Plant Quarantine Station)がうちのネコの入国を許可しないかもしれません。

でクリニックに行って先生と相談して少し強めの錠剤をいただきました。(もうクリニックの先生もアシスタントの人たちも「あ〜また来たの?」って感じです。)

シンガポール政府のwebに従って、狂犬病予防注射や血液検査、また入国前の書類準備もほぼ整い、ネコに関してはまあなんとか準備ができました。

次は人間、主人と私の入国準備をしなければなりません。

 

ですが、ここでちょお〜っと待ったあ!!!

 

カナダからシンガポールにペットを連れて行くのは日本からシンガポールにペットを連れて行くのと大きく違います。

何が違うのかというと、日本からの場合はペットを隔離場所に滞在させなくてもよいのですが、カナダからの場合だと少なくとも10日間はシンガポール政府によって設置された場所(SAQS:Sembawang Animal Quarantine Station)にて隔離が必要になります。

 

ということは、、、

 

主人と私とネコとで同時にシンガポールに入国した場合、我々は3週間のホテル隔離をし、ネコはSAQSで10日間の隔離です。

どう考えてもウチの「最強ビビりネコ」が10日間も知らない場所でおとなしくしていられるわけがない!!!

口が届くかぎりの毛という毛をむしりとり、舌の機能を失うまで体全体の肌を舐めまくり、そして身体中を後ろ足でカキカキしまくるに決まってる・・・・

 

血だらけ+傷だらけのハゲハゲねこのできあがり、いっちょ〜!!!

 

緊急夫婦会議の結果、まずは私がシンガポールに戻り、晴れて私のホテル隔離が終了して自由の身になったところで、主人がネコを連れてシンガポールに入国する。これなら私が毎日SAQSまで足を運べば、ネコに会いに行くことができます。

オーケー、計画実行です!

ポチッ!即、私のフライトチケットを購入!!!

 

その2 国際線の搭乗48時間以内にPCRテストを行うこと

しかしまたしても困難にぶつかりました。

それは国際線フライトの72時間以内にPCRテストをしなければならないというシンガポール政府の新規則です。

この「国際線フライト前の72時間以内検査」自体はそれほど難しいことではないのですが、地元のPCR検査センターに連絡したところ、検査結果をバンクーバー研究所に午後3時までに送らないといけないとのこと、しかも検査の結果は48時間後に連絡が来るのだそうです。

ということは早い話が、午後3時前にテストをし、そのテスト日が最低国際線に乗る48時間前でないといけないということです。

しかしながら私の場合は国内線にも乗ります。国内線のチェックインカウンターで、ビクトリア〜バンクーバー、バンクーバー〜成田、成田〜シンガポールの合計3つのチケットを受け取るので、国際線利用客だとわかればPCR結果証明を見せてくださいと言われるかもしれません。

国内線に乗る前にすでに結果証明を手に入れないといけない。。。

となるとかなり狭まれた期間にPCRテストをしなければいけない。。。

ところがPCRテストセンターはすでに予約でいっぱいでした。

しかし、なんといってもカナダ人は優しい!

センターに事情を話したところ、キャンセル待ちでなんとかテストを受けることができました。

PSRテストについては脳みそを引っ掻きまわされるような感じだという噂を聞いていたのですが、なあ〜んてことなかったです。右の鼻の穴の奥深くに入れて15秒、その後左の鼻で15秒でした。楽勝でした!

叔母さん

叔母さん
この時期に海外からシンガポール入りを試みる人に心からお伝えしたいのですが、私の場合ついこの先日まではフライト前のPCRテストは不要でしたし、隔離期間も2週間でした。この時期、毎日シンガポールの保険省のサイトをチェックしていかないととんでもない失敗を犯すことになると実感しました。
叔母さん

叔母さん
ちなみに検査結果は24時間後にEメールで受け取りました

 

 

ビクトリアからバンクーバー・バンクーバーから成田へ

カナダ時間の6月15日、いざ出発です!

まずはビクトリアからバンクーバーまでは国内線。

ビクトリア空港は、コロナ感染防止のため飛行機に乗る人だけが空港内に入ることが許されており、見送り客や迎えに来た人たちは空港内に入ることができません。

で、私一人でゴロゴロスーツケースを引きずりながらチェックインカウンターに行ったのですが、

もうこの時点で!

必須書類を全てチェックされました。ということは、不備があるともう最初の一歩の国内線にも乗せてもらえかったようです。

カウンターでこれを見せてあれも見せてといろいろ言われ、やっとオーケーをもらい、セキュリティチェックへと。ここでは通常どおりで特別に変ったことは感じませんでした。

そしていざ搭乗してみると、なんと機内は満員です。いつも思うのですが、カナディアンってほんとフレンドリーで、この時期でもマスク越しに隣に座った人とおしゃべりしている人がほとんど・・・(ちなみにこの時期はすでにビクトリアのほとんどの人が1回めのワクチン摂取済みです。)

窓越しに見るバンクーバー島にお別れを告げてバンクーバーに到着!

バンクーバーの国際線乗り継ぎは、通常なら国際線への乗り継ぎカウンターを通り過ぎて搭乗口へと行くのですが、今回は違いました。「東京/成田と香港へのお客さんはCカウンターに行ってください。」と言われ、カウンターをみると長蛇の列。。。

ええ〜っ? 搭乗時間にはあと10分なのに。。。

しかもぜんぜん列が進まない。。。

私の後ろに並んだ男子学生は「Fワード」を連発して文句を言っているのですが、実際のところ私もフライトに間に合うかかなり焦っていました。。

ちょっとバンクーバーエアポートさんよお、ここまで来て飛行機に乗り遅れたらどげんしてくれるとね!!!

心の怒りが聞こえたのか、どこからか突然エアポートスタッフが現れ、搭乗口に行けと言われ、長蛇の人々はみんな駆け足でそれぞれの搭乗口に向かいました。

搭乗口についた時にはすでに搭乗が開始されており、私もなんとか機内に、そして座席についた瞬間本当にホッと一息です。

去年シンガポールからカナダに行った時もエアカナダを利用したので、畿内の様子は想像できましたが、やはり前回と同じでフライトアテンダントの人たちはオペ中のドクターやナースのような格好でした。

機内は乗客がまばらですがガラガラというほどではなかったです。エアカナダのいいところは手を消毒するアルコールワイプの他に座席スクリーンやその他の部分を拭くことができるアルコールワイプもふんだんにくれます。私はバッグを座席下においたのですが、飛行機から降りる直前にそのワイプでバッグ全体をていねいに拭きました。

ちょっと安心。。。

あともうひとつ目新しいこととしては、機内から出ていく順番が以前と違っていました。最終目的地が日本という人たちはそのまま座席に残り、成田空港で国際線の乗り継ぎをする乗客が先に降りるようになっていました。

さてさて飛行機のドアが空いて・・・

 

成田空港での乗り継ぎと成田からシンガポールへ

飛行機のドアから出たところで、「シンガポール・香港・バンコク・マニラ(多分この4カ国だったと思います。)への乗客はこちらにお並びください。」という声が聞こえ、20人くらいのグループができました。

エアポートスタッフさんが我々20人ほどを国際線乗り継ぎまでエスコートしてくれるのですが、免税店には立ち寄らせてくれません。

お店は想像したよりは開いていたように感じます。ゆっくり周りを見る暇もなく、乗り継ぎカウンターに到着です。

 

しかし、ここからがもう苦痛というかなんというか・・・

 

一人一人のチェックにかかる時間の長いこと、長いこと。。。。

 

ついに私の番が来て、あ〜だから時間がかかっちゃうんだなあと悟りました。

スタッフの人たちがそれぞれの国の入国規則を把握できていないんです。ってか、コロナ状況によって規則が日々変わっている可能性もあるわけで、対処に時間がかかるのも無理はない話です。

しかも乗り継いでくる人たちのPCRテストが72時間以内に行われていたかは単純に判断できません。だって場所によって時差があるから。。。カナダは大きい国ですから場所によって時差が違います。

さらにはお客さんは日本語がわからないのでどうしても英語で質問しないといけないでしょうし、またお客さんの国によって英語を話していてもその国特有の強いアクセント英語のため理解できないこともあるでしょうし。。。

そんな苦労にもかかわらず、グランドスタッフの人たちは微笑みながらていねいにチェックをしてくれます。よっ!これぞ誇るべき日本人の美しき姿勢!!!

ついに私の番が来て無事チェックも終わり、搭乗までの時間を利用して横浜にいる友人や姉にLINEをして時間をつぶしました。

搭乗口近くのお茶屋さんが空いていたので故郷の八女茶を見つけたのでそれを買い込んでさて登場準備が整うのを待ちます。

ついに搭乗。利用したエアラインはANAです。

 

なんと機内はガラッガラッ!!!

 

座席に着いたとたんに全身の力が抜けたように疲れました。

エアカナダの食事は合わないので持参のおにぎりを食べたきりでもうお腹がペコペコ。ANAの機内食は美味しかったです。ワインも美味しかった。。。

あとは映画を楽しんで少し眠ったら最終目的地のシンガポールです!!!

                        (その2に続く・・・)

 

以上が、カナダでの準備やカナダからシンガポールに行くまでの体験記事です。

シンガポールに到着してからは(その2)に続きます。こちらです。↓

コロナ時にカナダからシンガポールへ再入国! 2021年の6月にカナダBC州のビクトリアから成田経由でシンガポールに戻ってきた時の体験談(その2...

 

 

 

 

 

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