ビザ申請せずに入国を試みたサイゴン空港の夜は悲しく苦しく長かった!

ビザが必要かどうかを確かめて旅することを怠ったがために起こった悲劇を洗いざらい話しちゃお!

「旅の恥はかき捨て」と言いますが、旅の出だしでしくじりまくった体験談です。ビザを申請しないとホーチミンシティのタン ソン ニャット国際空港で一体どのようなことが起こるのか?実はたった3日前の生々しい記憶です。

 

悲劇の始まりはクリスマス明けにホーチミンにでも行こうと思いたった!

こんにちは!

ケイスケの叔母です。

今日は英会話のレッスンではなく、気をゆるめていると海外旅行で大しくじりをぶちかますという記事です。

実際に私の身に起こったできごとです。

 

まずはホーチミンに行くまでの私のダラケまくった心がまえについて説明させてください。

 

2019 年も終わりに近づき、クリスマスはいつものように日本で過ごそうと思い家族の仕事先かつ滞在先である成田に行きました。

復路日程を確定したチケットではなかったこともあり、気分にまかせてシンガポールに戻ってくる予定で、年末か年明けにはシンガポールに戻って来ようと思っていました。

ただしホーチミンに知人がいるため、ちょっと寄ってみようかなという気持ちも成田に行く前からあったことはありました。

ホーチミンからシンガポールなら帰りはフライト時間も2時間ちょっとでラクだし。。。

ですが、ホーチミンはすでに2回ほど行ったことがあり、それほど行きたいという気分でもありませんでした。

まっ、とりあえず成田に行ってから決めよっと!

そんなふわっとした気持ちだったんです。

———– ここまでのしくじりポイント ———–

– 計画性がない!!!

– 年末年始の旅をナメている!!!

– お金持ちでもないのに年末ムードにかられて無駄づかいを気にしていない!!!

「心がだらけている!!!」

 

しかし、その当時は以上のような反省心などこれっぽっちもなかった。。。まだまだこの怠惰な気持ちが続いていました。

そろそろシンガポールに帰ろうと思い、成田シンガポール間のフライトを調べたところ、満席に近く私のもっているチケットでは乗せてもらえないことがわかりました。

んじゃ、それならホーチミンに行ってみようかな。。。

ホーチミン行きは空席があります。そして私のチケットでも乗せてもらえる!

なんてラッキー!!!

私は心からそう感じて、なんとほくそ笑みまで浮かべていたのです。。。。

 

成田空港に着いていつものようにチェックインをすませたが両替もせず、かといって現金(日本円)も持たず・・・

実は、このホーチミン行きは成田空港で最終決断したのです。

というのも、シンガポールに帰るともりでシンガポール行きの便のチェックインカウンターに行ったところ、私のチケットでは乗せてもらえないことが判明しました。

それですぐに「ホーチミン行きなら空席ありますか?乗れますでしょうか?」と尋ねたところ、「今すぐチェックインできるなら大丈夫です。」と言われ、バカな私は「ラッキー!」とほくそ笑み、すぐさま「ホーチミン行きでチェックインお願いします。」と荷物をチェックインカウンターのベルトスケールに置きました。

あとはいつものように保安検査場に入り、念のためにバッグからiPadを取り出し、上着と靴を脱いで、セキュリティチェックを受けました。

そして出国審査を通過し、搭乗時間が迫っていたので小走りで搭乗ゲートまで行きました。

搭乗ゲートではすでに長い列ができ始めていました。

ここで・・・

シンガポールに帰る予定だったから、現金を持ってない!!!

所持金は日本円で7000円、シンガポールドルは空港から自宅までのタクシー代の25ドル。あとはクレジットカードのみ。

ベトナムドルに替える時間はないし、せめてもっと日本円をもっておいた方がいいなと、ATMをさがしましたが搭乗ゲート付近には見あたらず。。。

まっいいか。タン ソン ニャット空港に着いたら、ATMでベトナムドルを引き出せばいいや。カア〜ンタンなことだわあ〜ん!

機内ではバラエティものを見て、心身全ての筋肉を緩めまくっていました。

そして美人で優しいフライトアテンダントさんからマスクを受け取り、到着まで心地よく眠りました。

 

———— ここまでのしくじりポイント ————

– 用意・準備というものをいっさいしなかった!

– 先のことはどうにでもなるだろうという甘い考えでいた!

– 旅に慣れてもいないのに慣れているような心持ちでいた!

 

「なにも考えてないバカそのもの!!!」

 

以上のような気のたるみまくったマヌケな私は、大勢の乗客と共に タン ソン ニャット空港に到着しました。

そして入国審査のイミグレーション場で、ついに悲劇は起こるべくして起こったのです!

 

ついにタン ソン ニャット国際空港到着!悲劇は起こった!!!

到着したのが深夜0時を少しまわった時刻でした。日本時間では夜中の2時すぎです。

入国審査はどの列も長蛇でした。特に私が並んだ列は進みが遅くちょっとイライラ。

で、ついに私の番が来ました。私は「ずいぶん待ったのよ。」感を思いきり表情に出してパスポートをオフィサーに渡しました。

オフィサーはブスクサッとした表情で私のパスポートをチェックし、なにか私に話しかけたのですが、私には彼の英語が聞き取れませんでした理解できませんでした。

で、聞き直したところオフィサーは私に「ビザは?」と尋ねたのです。

? ? ?

「はあ?(なんでそんなこと聞くんだろうと思いながら)持ってませんけど。」と私が答えると、オフィサーは鬼の首でも取ったかのように急に立ち上がって大きな声で「ビザなしで入国できるとでも思ったのかあ!!!」と私に怒鳴りました。

実は私には小さいころから変なくせがあって、誰かに大きな声で叱られると、恐さのあまりか瞬発的に同じような大きな声で応答してしまうんです。

でこの時も、「ビザが必要だと知らなかったからよお〜!!!」ととっさに怒鳴り返してしまいました。

周りが一瞬固まったような雰囲気になりました。少なくとも私の列の左右3列くらいまでは完全に注目されているのがビンビンに感じられました。

オフィサーは、口を少し開けてぽかんとしていましたがゆっくりと椅子に座り、「他のオフィサーが来るのを待ちなさい。」と落ち着いた声で言いました。

2分くらいすると男性のオフィサーがやってきて、私に怒鳴った(私が怒鳴り返した)オフィサーから私のパスポートを受け取り、私を誘導しました。

着いた場所は同じフロアの隅の一角で、そこにはガラス窓があり、誘導したオフィサーは窓の中にいるオフィサーに私のパスポートを提出していました。そして私に「座りなさい。」と空いている椅子を指差しました。そこには長椅子がたくさんあって大勢の人が座っていました。私は座るとすぐに空港外で待ってくれている知人に電話しようとしましたが、そのオフィサーは「Listen! Listen! Your name, listen!」と言います。おそらく自分の名前がそのうち呼ばれるだろうから注意して待っていなさいという意味だろうと推測しました。

私には、なにがなんだかわからない。。。なんでビザが要るんだろう。。。一昨年も去年もホーチミン には来たけど、そのときはビザなんか聞かれもしなかった。。。

あっ!

そうでした。。。私は今年からカナダのパスポート保持者になったのでした。

すっかり忘れていた。。。そうか、カナダ人はビザが必要なんだ。。。

とほほ・・・

私、どうなるんだろう。。。。

 

待つこと2時間以上、言われた一言は「強制送還」!マジっ?

急にうなだれるように椅子に座り、もうこうなったら「まな板の上の鯉」(どうにでも料理してくださいって気持ち・・・)です。

周りの人たちに、話しかけようかと思いましたが、ほとんどの方が家族や友人のような人たちと一緒で、どうも一人は私だけのようで話しかけづらいし・・・

とにかく不安、とにかく待つしかない。

待つこと2時間半くらい。

ついに私の名前が呼ばれました。

走って行くと、窓口外側に女性の水色に白の伝統的なベトナム衣装を着ているオフィサーが立っていて私のパスポートをにぎっています。渡してくれるだろうと私は手を差し出すと「待って!」とパスポートを強くにぎりしめ、「今から上司に聞いてどうするかを決めるから。強制送還かUSドルで160ドル(16000円相当)くらい払わないといけないことになるわね。」と言うのです。

えっ? 強制送還???? US160ドル???

「クレジットカードで払ってもいいでしょうか?」と聞くと、「キャッシュのみよ。でもわからないわ。明朝に日本に送り返すことになるかもしれないし、とりあえず上司に確認してからね。」(この女性の英語は聞きやすかったです。)と・・・

マジっ 真っ青!!!!!

まずは気を落ち着かせて、息を吸ってスう〜、吐いてハあ〜あああ〜ん、どうしよう!!!

で、数分後に今度は男性のオフィサーがパスポートの顔写真を確認しながらやって来て、私ともう一人の男性にこっちに来るようにと手で呼び寄せ「ペナルティとしてベトナムドンで3,900,000.00 払いなさい。払えなかったら強制送還です。わかったらこの紙に記入して。」と言うのです。

もう一人の男性は30歳くらいの欧米人でした。彼は「僕はオンラインでビザを申請したはずなのに。もうなにがなんだかわからないよ。」と言います。(もしかしたらクレジットカードの残金が不足していたのか、きちんと申請していなかったのかもしれませんね。まあ他人のことはこの際どうでもいいですが・・・)

私はオフィサーに半分まで記入したところで「現金は持ってない。」と半泣きで言うと、オフィサーは申請用紙を私から取り上げて残りの部分を記入してくれました。そして私と男性に下の階に行ってお金をおろして来るようにと言います。

私とその男性は、なんと誰からもひき止められず悠々と到着出口を通り抜け、タクシー乗り場近くのATM機にたどり着きました。

空港から出られないかもしれないと思っていたのに、こんなに簡単に外に出られるなんて・・・・

でもパスポートは取り上げられているわけだから。。。

根気よく空港で待っていてくれた私の知人の所持金と私の日本円とシンガポールドルを両替するとちょうど 3,900,000.00 ドンになり、それを持って再びオフィサーのところに戻り、現金を渡しました。

あ〜、これでホテルに行けるう。疲れたあ〜。

 

そこからさらに待つこと30分!

しかしながらオフィサーは再び椅子を指さし、「待て!」のポーズです。

待っている間に、一緒にATM機に出向いたその男性と少し話しましたが、なんと彼は11時からいるとのことです。私は深夜過ぎの到着ですから、彼は私より1 時間以上もこの試練を経験していることになります。

「でももうクライマックスは過ぎたと思う。長い夜だったね。」とお互いをなぐさめて、やっとなんだかほっとした気分になれました。

30分後にオフィサーからパスポートを渡され、入国審査場に再度行くように言われ、ついに通過させてもらえることができました。

疲れがどっと・・・

知人も一緒にホテルに来てくれて、私がチェックインしたのは深夜の3時半過ぎでした。そのあと、2人でホテルの近くにあるコンビニに行き、ポテトチップスとベトナムビール(サイゴン ビールと333ビール)を買い、ホテルのプールサイドで飲みながら「とにかくホーチミンに来たんだからウエルカム乾杯!明日はフォーを食べに行こうね!」とまるでなにもなかったように話しながら・・・

正直言って、ビールを飲んでていても味がよくわからなかったです。緊張感がまだ残っているような感じ・・・肩がものすごく痛くて・・・多分かなり緊張してたんだと思います。

ほんとに・・・ 長い長い夜・・・ でした。。。

 

日本人の皆さん、他人事ではありませんよ!

この記事の途中で、あるいはここまで読んで「この人はカナダパスポート保持者だから・・・」と他人事のように感じていては、いつかあなたも私のような痛い目にあうかもしれませんよ!

実は日本人でも前回のベトナム出国日の翌日から起算して30日以内に再度ベトナムに入国する場合はビザが必要となります。

今回、タン ソン ニャット空港で3時間以上待っている間に、私の他に日本人の名前を一人だけ聞きました。男性の名前でした。彼はもしかしたら私のように日本ではない他国のパスポート保持者であったか、あるいは再入国のためのビザを怠ったかではないかと推測します。

計画を持たない旅も楽しいけれど、やはり基本的な準備は怠ってはいけませんね。

 

———– 最後のしくじり格言 ———–

「旅にはしなくていい経験もある!」

 

以上です。

これに懲りず2020年も楽しい旅をたくさんしたいものです!!!

ホーチミンはもう2度と行きたくない国だと思いましたが、フォーを食べたら「また来たい!」と思いました。

 

追伸   今となってはどうでもいいことですが、私が支払った金額についてですが、USドル160ドル相当と言われましたが、実際に換算すると160ドルよりもちょっと高めです。まあ当時は議論する心の余裕なんてなかったですが・・・

 

今日も最後まで読んで下さいまして、

どうもありがとうございました!!!

 

2020がいい年でありますように!!!

 

 

 

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